帰ってきた池田史子の参謀日記44
いま未来調達研究所でアシスタントというか、サポートというか、さまざまな仕事をしています。
今回は泣きながら書いています。今朝、とても悲しい報告を受けました。
お義父さんがステージ4のガンである、というのです。
家庭環境に恵まれなかった私にとって、旦那さんと結婚できたことは、人生最大のギフトだと思っています。これはノロケではなく、物事を曲がって見たり、あまり人を信用できなかったりする私にとって、旦那さんとの出会いは、とても私を変化させるものでした。
旦那さんがいい人に育ったのは、両親が素晴らしいからだ、と徐々に気付き始めました。特にお義父さんが素晴らしい人だったのです。
兄弟や親戚、三人の子どもからも慕われていて、お正月やゴールデンウィーク、お盆など、いつもみんなを集めてくれます。高齢の両親の介護にも奔走し、仕事を退職した後も、お米やりんごを作ったり、野球をしたり、日々忙しくしています。
最近、顔を拝見したときに、シュッとしていて……あっ、毎日忙しくて、少し痩せたのかな?と思っていたら、末期のガンでした。本当に悲しくて、何だか力が出ません。旦那さんがやっとお金を稼げるようになり、これから一緒に旅行をしたり、たくさんお話ししたりしたいと思っている矢先の出来事でした。
あと20年は元気に生きていると思っていたのに。旦那さんの家系はガンにならないって聞いていたのに。
坂口さんが思ったときに行動しなかったら駄目だと言っていますが、そのコトバが身にしみてよく分かりました。
まだ今後の治療方針は決まっていないそうです。お義父さんが望むことに従って、もし私にも何か出来ることがあれば、それを全力でやりたいと思います。
正式病名は『左上顎洞癌』(ひだりじょうがくどうがん)、上顎がん、副鼻腔がんともいうそうです。何か情報がある方は、是非教えてください。