帰ってきた池田史子の参謀日記232
いま未来調達研究所でアシスタントというか、サポートというか、さまざまな仕事をしています。
「先日あったショックな話」
結婚して１０年、私もやっと婚約指輪を買ってもらえる時がやってきました。
実は結婚した時、旦那さんは学生だった事もあり、一切お金が無くて、婚約指輪の代わりとして、２万円ほどの指輪を買ってもらいました。
ついに１０周年を記念して、指輪を買ってあげたいと言ってくれたので、お言葉に甘えて、プレゼントしてもらおうと思い、色々なブランドジュエリーのお店へ一緒に足を運びました。
映画やドラマで婚約指輪を渡すシーンかある度に、密かに気まずい思いをしていたようで、早くあげたかったようです(笑)
いくつか欲しい指輪の候補かあり、そのうちの一つのお店へ行くと、試着する場所へ案内され、まずサイズを見てくれるといいました。
ご存知の方も多いと思いますが、指輪のサイズは複数のリングの束から、指にはめて、計測します。
担当は男性の方だったのですが、「ではお客様、まずは○号の指輪入れてみますね。」
と言われ、その予想サイズがなんと、旦那さんの指輪より大きいサイズで、いま、着けている指輪の倍くらいのサイズなんです！
あまりにもショックでした。
ぱっと見、私の指がここまで太く見えるなんて！！！そこで私は、「だいたいの着けた感じが分かれば、それで良いので……。」と適当なサイズを持ってきてもらいました。
本当に泣きそうになりながら、必死にこらえ、指輪をつけたけれど、全然しっくりこなくて、すぐに指輪を外して、お店をあとにしました。
そんな事もありましたが、他のブランドで、第一候補の指輪は決まりましたので、それにしようかなーどうしようかなーと悩んでいるところです。
この悩んでいる時間って一番楽しいですよね！
実はそのひどくショックを受けたお店は、１０代の時に母と訪れ、たまたまお店にあった一億円の指輪をはめさせてくれた所でした。「明日、ニューヨークに返さないといけないし、こんなチャンスないので、是非着けてください。」と店員さんが言ってくれて、いつか、ここでジュエリー買いたいと憧れていたのですが、一瞬にして私の中でのイメージが悪くなってしまいました。
また、私には、憧れのお姉さんがいて、そこのジュエリーをいくつも持っているのですが、いつか一個くらい欲しいという思いもありました。
私はまだまだ足を踏み入れる所では無かったのかもしれないですね。結構いい大人なのに、大人の階段をなかなか昇れない池田でした(笑)
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