調達業務のリスクマネジメント~東日本大震災の教訓 1章(1)-12
コラム~震災後の通信手段について
この度の東日本大震災。地震発生直後から携帯電話は繋がらなくなりました。携帯各社によって実施された通信制限によるものです。これは災害時に必要な通話を「優先通信」として確保するための処置でもあります。この処置のため、携帯電話各社では、安否確認を目的とした「災害用伝言サービス」を提供しています。携帯電話を持っている場合、家族の安否確認はこの方法が一番確実です。今回の震災でもNTTドコモでは最初の地震発生(14:46)から11分後の14:57より開始されています。具体的な操作方法は、次のホームページに記載されています。
NTTドコモ http://www.nttdocomo.co.jp/info/disaster/
au http://www.au.kddi.com/notice/saigai_dengon/index.html
ソフトバンク http://mb.softbank.jp/mb/service/dengon/
これらのサービスは体験サービスを実施しています。ホームページでは使用方法を詳しく紹介しています。ご家族とまじめな「安否確認ごっこ」をやってみてはいかがでしょうか。サービスの提供期間は、次の通りです。
・毎月「1日」「15日」(午前0時~午後11時59分)
・正月三が日(1月1日正午~1月3日午後11時)
・防災週間
・防災とボランティア週間