4-(6)-4 グローバル調達の効果とリスク

<雑感>

海外とやり取りをしている人たちから良く聞く「今日は深夜から現地とミーティングがあるんで」というセリフの意味が分かりませんでした。いや、もちろん文字通りの意味はわかります。時差があるために、こちらの深夜(むこうの朝)に電話会議かテレビ会議を行うという意味でしょう。

私が、「分からない」と書いた内容は二つのことです。

  • なぜ電話会議・テレビ会議を毎回行なう必要があるのか
  • なぜそう語る人の顔は、「大変だ」と言いながらも嬉しそうにしているのか

おそらくこの二つは同じことを指しているのだろうと思い当たりました。それは、「英語で現地とやりあっている自分の姿を自己陶酔している」ということです。またしても、皮肉が過ぎてしまったかもしれません。

意見が分かれるでしょうが、相手もメールにしっかり反応してくれる人であれば、電話会議やテレビ会議の必要はありません。ずっと効率的ですし、記録も残ります。確かに最初の会議くらいは相手の声を聞きながらやっても良いかもしれません。だけど、なぜこの時代にわざわざ毎回そういうことをする必要があるのか。

いや、自分の英語力をアップさせるために意図的にやっているのであれば、まだ戦略的なので許してあげても良い(偉そう)。だけど、そういう人は、そこまで考えているわけでもなく、英語を周囲に自慢したいくせに、実はたいしたことがなく、相手にとってもいい迷惑だと思いますがいかがでしょうか。

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