お悩み相談

ご質問：

はじめまして。私は、人からの反応が昔から気になり、なかなか治りません。

職場で普通に話したりしててもLINEを既読スルーされると、変な事言ったかな？怒らせたかな？と気になるんですが、翌日会うと普通だったりして、取り越し苦労です。どうしたら気にしないように済むでしょうか？

回答（牧野直哉）：

御質問ありがとうございます。あぁ私と一緒ですね。ごめんなさい、気を悪くしないでください。私もかつて悩んだ経験があるのです。

以前職場で、かなり気にしがちな私と、まったく気にしない同僚がいて、上司からは「2人を足して2で割るとちょうどいい」なんて言われていました。そのとき上司から、気にしがちな自分でも、1／2はよいところもあるんだなと気づかせてくれました。私は今でも気になります。なぜ気になるのか、原因はよくわからないし、気になること自体はメリットもあるはずなので、仕方がないと諦めています。気になることは気になっていいと思っているのです。問題は行動です。

「取り越し苦労」はすばらしいことだと思っています。それだけいろいろなことに気が回って考え、さまざまな対応を想定しているのです。現在のような見通しづらいビジネス環境のもとでは必要な取り組みだと思っています。たくさん「取り越し苦労」をして、 1つでも「取り越し苦労」でなく行動につながったら、非常に大きな成果が得られるはずです。「取り越し苦労」は、ちゅうちょせずこれからもどんどんしていくべきです。できない人も多いので、できるのはすばらしいですよ。

御相談で頂いたLINEの既読スルー問題。御相談の内容だけから判断すると、職場の同僚の方との業務終了後にLINEでコミュニケーションされているようにお見受けします。LINEによるコミュニケーションのデメリットは「どのように終わらせるか」タイミングのはかり方です。会話のように延々とやりとりの継続が楽しいときもあるでしょう。しかし相手の置かれた環境、状況は見えません。もしかすると家族との団らんや、会社外の友人や恋人とのコミュニケーションを楽しんでいるかもしれません。緊急の内容でない限り相手が会社の同僚であれば翌日直接話すといった選択肢もあります。

他人の反応とは、自分の行動の結果に対するものです。御自身の行動で、かなり改善できるのではないかと思っております。繰り返し「気になってしまう」ことのメリットは、あらめて御自身でしっかり理解ください。悪いことばかりではないと今、私は実感しています。

回答（坂口孝則）：

私の人生経験上、一番、効果のある言葉を投げたいと思います。

「そんなあなた好きです」