番外編!ほんとうの調達・購買・資材理論「調達・購買スキルマップ」(坂口孝則)

私が「調達・購買の教科書」などで述べている調達・購買人員のスキルマップが有名になってきました。私は調達・購買人員のスキルが25に集約されると思っています。もちろん、これは管理職ではなく、実務担当者の段階ではありますが、それでも社内のスキルマップ作成は有益なはずです。

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さて、このスキルマップで私が用意した軸は次の5つでした。

1.調達・購買業務基礎
2.コスト削減・見積り査定
3.海外調達・輸入推進
4.サプライヤマネジメント
5.生産・ものづくり・工場の見方

そして、横軸がその分野です。合計で、5×5=25の知識・スキル体系となっています。たったの25かよ、と思わないでください。かなり優秀な人であっても、どこかが欠けているでしょうし、これが武器になると信じているのです。

・「調達・購買部門 スキルマップ個人表」について

さて、今回、みなさまにお渡ししたいのは、これらスキルマップを生かすための「見える化シート」です。

http://www.future-procurement.com/117.xlsx (何度も申しますが、ダウンロードできない方はパソコンのセキュリティがかかっていると思われますので、ご自宅などからダウンロードなさってください。それでも難しければ、 info@cobuybtob.com まで)

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タイトルは「調達・購買部門 スキルマップ個人表」です。使い方は、

①まず各部門でスキルマップを作成する(あるいは私の25をそのまま使う)
②自己採点をし、各自が25のうちどれを習得できているかをチェックする
③そしてこの「調達・購買部門 スキルマップ個人表」に点数を記載

というものです。個々人で成長を把握してもよいですし、あるいは部下の方の管理に使っても良いですね。今回は、Excelでそのままお渡ししますので、加工なり修正なり(焼くなり煮るなり)していただければ幸いです。

・「調達・購買部門 スキルマップ個人表」の具体的な入力方法

この表は黄色箇所だけ入力するとまずは覚えておいてください

まず横軸です。ここの「総合」は文字通り総合点で、さらに横の「調達・購買業務基礎」の箇所から各スキル分野が右に伸びています。ここでは目標レベルを5としています。この意味はもちろん各分野の知識やスキルをすべて持っていることです。これがSクラス。それをレーダーチャートで示しています。

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またそれら各スキル分野を平均値化したものが、総合で表現されています。今後の年度目標レベルと比較して管理するのが良いでしょう。

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いちおうご参考までに、本業(調達・購買業務)以外の「その他、計画・管理能力」も記載しておきましたのでご参考までに。

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すごくわかりやすい表だと思いますので、自社カスタマイズして使ってみてください。

<了>

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