Mr.Fの教え(坂口孝則)

私の師匠から教えうけた内容を無料公開しました( http://cobuybtob.sakura.ne.jp/sakaguchi/report_mrf.html )。ものすごい反響で驚いたのですが、先日、昔のメモを読み返しておりますと、さらに興味深い内容がありましたのでシェアしておきます。

『調達担当者15の心得』

1.人脈は誰のものでもない、会社で築いた人脈は後輩に紹介してやれ
2.調達担当者はモノのみを調達するのではない。情報も調達するのだと考えておけ
3.自分の得意領域を一つ決め、社内関係者から質問されるようになっておけ
4.常に二つ役職が上になったつもりで仕事をしろ
5.99でやめるから苦しいのだ。全力で100の努力をすれば楽しくなる
6.お前は単なる調達専門家ではない。社外と社内とを結ぶ仲介役でありプロデューサーだ
7.経験は重要だが、それが壁になることもある。常に新人の発想法から学べ
8.目的を決めろ。ただ、手段はあらかじめ決めても50%くらいしか使えない。柔軟になれ
9.お前にしかできない仕事の「味」がなければ、仕事を辞めろ
10.社内関係者は説得するのではない、共感させるのだ。そうでなければ社内関係者は動かない
11.社内関係者は誰もお前の個性なんて求めていないと知っておけ
12.「俺たちはバイヤーではない。社内外の関係者を進化させる人間だ」と胸に秘めておけ
13.他部門のベテランばかり相手にするな。若手にこそ優しくしろ。将来、お前を支えてくれるのは、彼らだ。
14.自部門には10センチの気配りをしろ、他部門には1センチの気配りをしろ、社外には1ミリの気配りをしろ
15.一日1%ずつでも良いから成長しろ

書き写していて思うのです。実は、働くとは、のちのちの誰かに、意図する意図しないにかかわらず、影響を与えていく崇高な行為ではないか--と。

<了>

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