テレビに出ると、皮肉をいわれるようになります(坂口孝則)

それにしても、テレビでコメンテーターをやっていると、さまざまな反応がありますが、多いのは「ご活躍のようですねえ。でも本業もお忘れなく」とご忠告いただくものです。私は、ずっと本業を続けており、調達コンサルティングや研修なども、またく減っていないのですが、周囲から見ると「テレビなんかにうつつを抜かしている」ように見えるのでしょうか。

残念なことですが、「そう見えるんだろうな」とも思います。しかし、私はといえば、ずっと調達・購買のことを考えており、次なるプロジェクトも開始しました。とはいえ、そう思われるのは、しかたがないことなんでしょうね。メディアに出はじめて感じたことを書きます。

メディアに出始めてから思ったことなんですが、とくにテレビに出た感想です。

1.本業につながるケースは稀です。むしろ、前述のように皮肉っぽいご感想を聞くことがあります
2.街で話しかけられるかというと、これまで三回しかありません
3.勉強になります。数秒でメッセージを伝える過酷な練習場です
4.コンテンツを作る際の参考になります
5.芸能人にたくさんあっても、そのほとんどが「フツーのひとたち」であるとわかりました
6.「私、いつの間にか、友人が私の写真をオーディションに送ってくれてデビューが決まりました」という芸能人は、ほんとうのことを言っています。信じられませんが、ほんとうです
7.一つひとつの発言で手を抜くとあっという間に炎上します
8.調達関連のコンサルタントがメディアに出るためには、「身近な事象を調達観点から説明する」ことが必要です。訓練に、おそらく数年はかかるはずです
9.メディアは常に新人を求めています

こういうことです。ただ、3で書いたとおり、勉強にはなります。コンサルタントという職業柄、求められなくなったら廃業すればいいだけの話ですので、求められる以上は真剣にやるしかありません。

できれば、私のノウハウを、今後、お伝えしていく場をつくる予定です。定年後のキャリア、そして独立しようとしていればお伝えします。

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