拘束時間が長い
お悩み:拘束時間が長いだけで、一日を振り返ったときに達成感が少ないので気持ちが落ち込むことが多い
お答え:会社は体に悪いので、一刻も早く退社できるアイディアを探りましょう
御相談の文面だけでは「なぜ拘束時間が長いのか?」がわからないのですが、なぜなのでしょうか?日本の法律では、基本的に週40時間が「拘束」を受ける労働時間なので、「長い」とお感じであれば、週40時間よりも長く会社にいらっしゃるのでしょう。
まず、長時間会社にいるのは、精神面だけではなく身体面でも良くないんですよ。私の友人が激務で肺炎を起こし入院したとき、主治医の先生が
「会社って体に悪いよ」
と言ってたのが忘れられません。なので、私はいかに労働時間ではなく会社にいる時間を少なくするかを日常的に考えていました。
もし、拘束時間が長い理由が、業務量の多さであれば、業務効率化につながるアイディアを考えましょう。例えば私の例。以前の勤務先で注文書を発行するときに、10桁の注文番号の確認が必要だったんですね。しっかり確認しようとすると、10桁全ての確認を繰り返すのは大変でした。なので、1ヶ月下5桁だけを確認しました。何も問題が起こらず、次の1ヶ月は下4桁を確認。これも何も問題は起きませんでした。確認時間は半分程度になりました。
御自身の業務で、定型化や省略できる業務がないか考えてみてください。対象の業務はできるだけ細分化すること。その上で業務のスタートから終わりまでを意識することが重要です。
もう一つ、拘束時間の長い理由が、上司の考え方や会社の雰囲気であれば、対応策は2つあります。1つめは、長時間会社にいることであなたが創出する付加価値に影響なければ、自分の仕事が終わったらさっさと帰ること。2つめは、そんな考えや雰囲気は今の時代にあり得ないので、早々に会社を変わりましょう。人生100年時代と言われますが、その瞬間ごとの充実があるかないかは、その時々の幸福感に大きく影響します。今、落ち込んでいるその時間がもったいないので、ぜひ落ち込まずにハッピーになる手段を検討してください。