サプライヤー戦略(7)発注数がもたらすサプライヤーのリスク増減-2

では、サプライヤーはどうするか。それは、バイヤー企業からの発注減のリスクをあらかじめ見積りに盛り込んでおくことです。具体的には、受注が減った場合も考えて見積りを作成します。たとえば、バイヤー企業からこのような数量を受注しているとしましょう。

この例では、わかりやすくするために平均30万個を受注していることにしました。しかし、見ると17万個程度しか受注できていないときもあります。この15万個受注時にも企業としては黒字を確保せねばなりません。度数で表現すると、次のようになります。

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