帰ってきた池田史子の参謀日記125

いま未来調達研究所でアシスタントというか、サポートというか、さまざまな仕事をしています。このメールマガジンで、坂口さんのことを書きます。たまに褒めて書きます。そうすると、つねに「俺のことを良く書くな」と連絡が届きます。「俺の悪いところを書け」と指示があります。

みなさんが上司の悪口をいったら、たぶん上司は嫌だと思います。しかし、坂口さんは、坂口さんの悪いことを書くと「お、いいね」と楽しんでいるように見えます。だいぶ前にその理由を聞いたことがあるのですが、そのときは「だって、不幸な話のほうが読んでて楽しいじゃん」といっていました。

だから、今回は悪いところを書きます。まず、細かいことを異常に気にします。たとえば、セミナーのあとは、「タイミングを数分まちがえた」とか「スライドを進めたとき、もっと良いセリフがいえたはずだった」と、ずっと反省しています。意見を聞かれるのですが、正直、わからないので「どっちでもいいと思う」というと、激怒します。

セミナーを受けた方は、アドリブのように感じるはずです。ただ、相当に練っています。だから間違えたら気にしています。たぶん、誰も気づかないと思うのですが……。

また、あるとき、こんなことがありました。あるSNSで坂口さんを猛烈に批判しているひとがいました。それを伝えると、「えー。面白いじゃん。もっとひどく書いてもらるかメールして」といわれました。理由を聞くと「俺のいっていることがわからないなら、説明しても理解力がないだろうから、反論しても意味がない。それなら、そのバカな意見を拡散してもらったほうがいいじゃない!」と笑っていっていました。

たぶん、このひとについていける人間はなかなかいないのではないでしょうか。共感いただけるならメールください。

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