帰ってきた池田史子の参謀日記84
いま未来調達研究所でアシスタントというか、サポートというか、さまざまな仕事をしています。
先日、子供と、昔のウルトラマンを見ていました。すると、みなさんもご存知の通り、ウルトラマンって、最後に怪獣を倒して去っていきます。
そのとき、怪獣を爆破します。私は、普通に見ていました。しかし子供は「これは誰が掃除するの」というんですね。笑ってしまいました。でも、もう、そういう感覚なんです。ウルトラマンが強いとかではなくて、街を汚しちゃった、と感じる。
坂口さんにこの話をしたら、笑ってくれませんでした。
いわく、「ウルトラマンは日米安保で核の傘に守られた日本の状況を暗喩にして作られたものだ。ウルトラマン世代は高度成長の波に乗り、ひたすら拡大を目指してきた。しかし、子供の世代は、持続可能社会を目指さねばならない。親がウルトラマンの強さに魅せられ、子供がその環境破壊に注目したのは、ある意味で必然だ」。
断言したいのですが、考えすぎだ、と思います(笑)。