帰ってきた池田史子の参謀日記83

いま未来調達研究所でアシスタントというか、サポートというか、さまざまな仕事をしています。

未来調達研究所ホームページの「お問い合わせ」にテレビ関係者から問い合わせがあります。私も同行すると、芸能人を見る機会があります。昔は「わっあのひとだ」と興奮していました。意外なことに、あまり感じの悪いひとはいません。ほとんど画面のままです。

現場での様子を見ていると、有名なひとほど、スタッフに自分の意見を伝えています。その内容から、すごく勉強していたり、すごく考えていたりするのがわかります。完成した番組を観ると、ノリで話しているように感じますが、実際は考え続けてその一瞬に賭けているようです。

でも、テレビに出ている芸能人なんて、全体のほんとうに一握りですから、それくらいの努力をして当然なのかもしれません。その昔、坂口さんと、某有名なMC(芸人)の楽屋に挨拶にいったところ、机にはあらゆる雑誌が高く積まれていました。

そのときに、坂口さんと話したのですが……。たとえば企業だったら数十人のうちイチバン優秀だったら部長になるかもしれません。さらに優秀だったら取締役などになるでしょうか。しかし、トップの芸能人は数千人とか数万人のなかで一位になるように戦っているんですね。くわえて運がなければいけません。

そう考えると、どんな世界でもたやすくないんですね。もちろん、才能も重要なのかもしれませんが。

自分の子供が、芸能界に入りたいといったらどうすればいいでしょうか。きっと、私は否定するほうがいいと思いました。否定して、それで辞めるなら、たぶん上手くいくはずがないと思うからです。周囲がなんといっても進もうとする姿勢がなければダメですね。

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