帰ってきた池田史子の参謀日記32
いま未来調達研究所でアシスタントというか、サポートというか、さまざまな仕事をしています。
私は電話が苦手です。できればかけたくないし、かかってこないでほしい、と思っています。以前、不特定の男女が一部の知り合いを頼りに参加する、懇親目的の食事会に参加したことがありますが、某男性から翌日に電話がかかってきて急速に冷めた記憶があります。
坂口さんも電話があまり好きではないので、私に電話がかかってくるのは年に1回、多くて2回くらいです。(本当に助かっています。)
東洋経済オンラインの堀江貴文さんのコラム、「電話してくる人とは仕事するな」には、激しく同意してしまいました。電話が苦手ではなくても、共感できる部分は皆さんにもあるのではないでしょうか。
このコラムは著書「多動力」から一部抜粋していますが、「多動力」は面白かったよ、と坂口さんが言っていましたので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください。
ところで、このところ電話で「マンションを買いませんか」とよくかかってきます。話すのも嫌なのに、断るのが難しいので大変、精神的に追い詰められていました。すると、私の夫と、坂口さんが教えてくれた撃退法でなんとか、女性の私でも断れるようになりました。
夫の方法は「不動産会社の免許番号を聞く」というもので、聞いたあとに「では再勧誘なさらないと思いますので明確に伝えますが、購入の意志はありません」と伝えることです。たいてい、すぐ電話が切れます。
そして、坂口さんの方法は「すみません、あなたの滑舌が悪くて理解できないんですけれど……」と申し訳なさそうに、ひたすら繰り返す、というものです。「困りました……どうしたらいでしょう……。あなたの滑舌が悪くて理解できないんですけれど……」と。
たぶん、相手は立ち直れないと思って、後者の方法を私はいまだに採用できていません。