帰ってきた池田史子の参謀日記54

いま未来調達研究所でアシスタントというか、サポートというか、さまざまな仕事をしています。

先日、百貨店を中心とする小売店の店員さんが、いかにお客からセクハラを受けているかと報告書が公開されました。ひどすぎるクレーム、長時間にわたる拘束、そして、胸を触られるなどのセクハラ。あまり、他人事ではありません。

実はこの未来調達研究所でも、だいぶ前に、お客様からひどいパワハラを受けたことがありました。もともとは私のミスでしたが、何をいっても許してくれないのです。正直、精神的に参ってしまいました。でも、もともとは私のミスですから、なかなか社内でも相談できませんでした。

あるとき、坂口さんに相談したところ、「サービスと対価を交換している。すなわち、平等な立場で取引をするべきだ。だから、そんな奴は客じゃないから、『あなたの実名を入れて記事を書く』といえ」といわれました。伝えると、一瞬でパワハラは消えました。

このとき、「できるだけ丁寧に接して、相手の怒りが収まるのを待とうよ」といわれたら、もっと精神的に病んでいたと思います。だから、この記事を読んでいる上司の方がいたら、なによりも、部下を保護してあげてください。

ちなみに、こんな対応をしたのは一例のみです。むしろ、私たちは、普通のご対応いただけるなら、(とくに坂口さんは必要以上に)丁寧な対応でお返ししていると思います。

また、違うケースでは、セクハラを受けたこともあります。これも詳細は書けないのですが、食事と、そのあとを誘われた例がありました。それを、坂口さんに連絡したところ、「えっ! あのひと部長だろ?誘われて断った瞬間を、なんで録音してないんだよ。それがあったら面白かったのに……。なんなんだよ……」と悔しがっていました。

なんだか、私は坂口さんの倫理観がよくわからず、「やはりこのひとは根源的に問題があるのではないか」と思いました。

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