帰ってきた池田史子の参謀日記55

いま未来調達研究所でアシスタントというか、サポートというか、さまざまな仕事をしています。

先日お店で無農薬りんごを2個購入しました。とても美味しいりんごで、何度か買っています。

いざ食べようと家で切ってみると、表面はとてもきれいなのに、1個だけ中が見事に腐っていました。

お店に電話したところ、取りかえてくれるとのことで、後日りんごを取りに行きました。(店員さんは、取り置きしてきちんと準備しておいてくれました。)

旦那さんが受け取ったのですが、1個腐っていた、と伝えていたはずなのですが、2個取り置いてくれたのです。そこで、旦那さんはすぐに「腐っていたのは1個なので……。」とお返ししました。

そのやり取りを横で見ていた私は、電車賃も移動時間もかかっているので、2個もらっちゃってもいいかなーって一瞬、頭をよぎりましたが、いやダメだ、とすぐに思い直しました。

坂口さんの話しを思い出したのです。だいぶ前ですが、一緒にお魚屋さんでランチをしたときに、珍しく1,400円の刺身定食を頼んだ坂口さん。(そのお店では、ほぼ皆さん1,000円の定食を食べます。)伝票がないので、お会計のときに店員さんから口頭で「1,000円です。」と言われたら、すぐ「いえ、1,400円の刺身定食を注文しました。」と自分から伝えていました。

お店を出たあと、私に、「こんなところで運を使ってはいけないし、あとでどんな請求が自分に回ってくるか分からないから、しっかり払わないとダメなんだ……。」と話してくれました。

その話を、りんごを返却した旦那さんにしたところ、「そういうことなんだよ!!」と激しく同意していました。一瞬、りんご1個で得をしようなんて考えた自分が恥ずかしくなりました。常に正直であること、心がけたいです。

そういえば、坂口さん、あのあと「1,400円もしてクソまずい!」と不機嫌になっていました。「あそこの刺身定食は二度と頼まないぞ。」という発言、何度聞いたか分かりません。

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