緊急事態宣言日記(2021年4月25日~2021年5月3日)
【2021年4月25日】
●緊急事態宣言の初日。散歩や自転車で移動。面白い看板を見つけた。
ある方から「宅飲みに来ませんか?」とメールがある。
「行きませんよ」と返信。
「いろいろな人が来ますよ」と連絡がある。この含みのある内容は、女性がたくさん来るということだろうか。
私は行かなかった。ただ、宅飲みは法律的に違法行為でもない。ただ、路上で飲んでいる若者はむしろ良心的で、さまざまな宅飲みが開催されていたんだろうと思う。
ひたすらビールを飲みながら原稿を書いた。
【2021年4月26日】
青山一丁目に歩いていくと、家族単位でダラダラとみんながゆっくりしている。私はオフィスで仕事。
なお、私の2020年の売上が下がらなかったのは、私の幸福としかいいようがない。それは仕事を分散化していたからだ。
ある男性からメールが届く。「仕事がないでしょうか」というもの。なんか、コンサルティングの仕事が減少して、生活に困っているんじゃないか、という感じ。これまで、セミナー会社で登壇していただけの講師は大変だろうな。集客もすべてセミナー会社に依存しているので、セミナー会社が止めてしまったら、すべてが終わる。
「生活できないんですよ」とおっしゃったが、この方は日頃からリスクマネジメントの講義をなさっている。なるほど、ご自身のリスクマネジメントは不可能だったというわけか。こういう講師のセミナーを聞きたいだろうか。
【2021年4月27日】
●広尾は意外なほど、人の数が少ない。新宿や渋谷とは違うのかも。
仕事でオンラインセミナーを実施。誰もが厳しい状態。それでも頑張ろうと、お互いを鼓舞する。
びっくりする連絡を受けた。あれほど好調だった同業者が、仕事がなくなったので廃業するという。それもゆっくりしたものだった。「来月には、もう心も折れましたので、辞めます」といったもの。この場合、倒産処理ではなく、廃業処理だ。だからなかなか統計には出ないだろう。でも、確実に廃業によって仕事を失っている。
「今後、どうするんですか?」と訊いてみた。たしか氏はまだ40代だったはずだ。
「知り合いの会社で雇ってもらえないか問い合わせています」とのこと……。
【2021年4月28日】
●銀座の地下街に歩いてやってきた。すごく少ない。
次に渋谷にやってきた。西武百貨店は休業。その代わりに、向かい側の、はるかに集客力のあるIKEAは開店してた。さらにレジ待ちが10分。なんなんだろうか(笑) みんな苦笑していたはず。
午後からオフィスからセミナー。そして、打ち合わせを二本。なかなか、誰もが打ち合わせをZoomで慣れてきたようだ。
ひょんなことからテリー伊藤さんの話になる。私は、テリーさんの論評を記事に書いたことがある(テリーさんの記事)。YouTubeの先取りをしていた偉人だと思う。
【2021年4月29日】
●朝は日本テレビに行く。
その後、ちょっと用事で渋谷に行くと、映画館は休止中。
依頼されてインタビューを受ける。また、原稿を二本書く。東洋経済オンラインと、そしてYahoo!向けのもの。ああ疲れた、と思っていたら、電話を受ける。
どうも私に講演をしてほしいという。しかし、大丈夫だろうか。また中止になるのでは? 主催者もかなりネガティブだ。そこで、開催の確率50%で日程を確保してほしいという。私は講演は副業にすぎないが、エンタメの方々は大変だろうな、と思う。
そうしていると、某メタルミュージシャンから連絡がある。「ライブが次々になくなって大変です」と。テレビのコメンテーターは、仕事がなくなってしまうことに思いを馳せて発言してもらいたい。
【2021年4月30日】
●表参道に行くと、ガラガラ……。
【2021年5月1日】
【2021年5月2日】
●VRのOculusを買えといわれたので早速、ビックカメラで購入。
これでVR上のホストクラブに行くように勧められる。
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