プレゼンテーションについて
なんでも機械ができるようになると、最終的に残るのは「人間」しかありません。つまり、あなたが魅力的になるしかない。
だから、プレゼンテーションを学ぶ必要がある。だって、プレゼンテーションは人を惹きつけるからです。しかし、そう簡単ではありません。まず、誰かが何かを主張しても、「ほんとうにそうかな」と思うことが多いでしょう。
プレゼンテーションの練習とは、大声を出すことでも、かっこいい素振りをすることでもありません。聴衆のことを考え、少しでも多くのひとたちに納得してもらうようにすることです。さてその際に、「ほんとうにそうかな」と思うのは、なぜでしょう。
端的にいえば
●ほんとうにそれだけか?
●ほんとうにそれか?
の二つを払拭できていないプレゼンテーションだからです。
たとえば、プレゼンテーションをするとしますよね。そのとき、論理を構成して結論にいたると思います。その際に、聞く側としては、前者の「ほんとうにそれだけか?」と思ってしまうんです。さらに、もし考える範囲は適切だったとしても、出された結論が突飛なものだとすると、「ほんとうにそれか?」と思うんです。
たとえば、新規の事業構想について語ったとしましょう。「うちの強みはこうだから、それを活かすためにこういう新規事業をしたほうがいい」と語るとします。すると「うちの強みはこうだから」には、さきほどの「ほんとうにそれだけか?」が疑問として浮上します。そして、「それを活かすためにこういう新規事業をしたほうがいい」には「ほんとうにそれか?」といった疑問が浮上します。
では、どうすればいいか。
プレゼンテーションの先生たちが、これまでいわなかった要点を申し上げます。通常は、MECEとかで考え抜けと言われています。しかし、私の実務上の経験では、想像できません。まったく思わぬ方向から質問がやってきます。
ということで最善の方法は
関係者にあらかじめ訊いておく
しかありません。これが実務上の最適解です。しかし、なかなかこのようなミもフタもない方法について語っている講師はいません。でも直接、関係者に訊くのがいいに決まっています。
<追伸>
https://www.goabroad.jp/blank-2
上記でプレゼンテーションセミナーを告知しています。ぜひご参加ください。