3章-24:コスト削減

また可能ならば、次の項目を考えておくのは有益です。

  • 自分の強み・弱み:これは、単純なことであってもかいません。あなたの企業には何か交渉を有利に進める材料などないでしょうか。あくまでも一例ですが、通常の企業よりも支払い条件が早かったり、あるいは、特殊な案件で取引先に学習の機会を与えたりするようなものです。
  • 不等価交換できる金銭外項目:これは、こちらは簡単に提供できるものの取引先にとっては大きな意味をもつものです。たとえば、あなたの会社と取引をすることでブランド価値が高まることはないでしょうか。また、あなたの会社と取引をすることで得られる情報やノウハウはないでしょうか。それを使って、優越的地位の濫用はご法度です。しかし、価格交渉などの条件折衝を有利に働くように使えないか考えてみましょう。

これはあくまでも考え方の例に過ぎません。ただし、交渉に丸裸であたるのと、考慮してあたるのとではまったく違います。

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