1章-8:インフラ系調達・購買の基礎知識
皆さんの会社はビジネスをすることで儲け、その金額が利益剰余金に計上されさらに次の企業活動へ繋がります。
こう考えると、調達部門は人員コストがかかる意味でコストセンターであり、かつ、コスト削減で利益を上げるのでプロフィットセンターであるとわかります。コストセンターとは単に費用がかかる部門です。たしかに、事務作業を担う人間としてはコストセンターであり、営業部門と違って、売ってきて利益を直接的に上げられません。しかし、工事の費用を低減するサポートをし、あるいは自らの交渉によって、利益を創出する部門にもなれます。