5-(6)-3 バイヤーのタイプ別活躍方法
<雑感>
バイヤーはサプライヤー内の様々な方と会うことが多いと書きました。当然それは、様々な役職の方と会うということです。
礼儀として、役職上位者を中心に会話するべきだと思うのですが、どの肩書きの人が偉いか分からないので困ることもあります。「社長」「部長」「課長」だったら分かりますよ、私も。でも、ときに「部長補佐」と「次長」と「室長」なんて、さあどの人が偉いのか誰か順に並べてみろ。最近は、「シニアマネージャー」とか、「ディレクター」とかも加わって一層混乱が増しています。見た目年齢もあてになりません。
役職を気にすること自体がもはや時代遅れだという意見もありましょう。ただし、残念ながら、少なくとも今の日本はそこまで進歩的な社会にはなっていません。だから、この混乱を解消する方法はないものか。
例えば、役職名を廃止して番号で呼ぶなんて良いかもしれません。「社長の社員番号1」「副社長の社員番号2」みたいに。若手社員は、「俺の社員番号は、1764かあ」とか。無気力な若手社員が多いと言われている中で、番号をつけて呼べば、全国模試の記憶が蘇って出世欲がわくのではないですか。
名刺交換のとき、「○○株式会社6592番の坂口です」なんていうのは良いかもしれません。次に会ったときは「6323番になりました」「良かったね、出世したんだ」と客先で会話が弾むことだってあるでしょう。
でも、「今の番号はゾロ目だから出世しないでも良いや」と思ったら逆効果ですが。