0章-7 モチベーションゼロの仕事術

やる気やモチベーションがなくても仕事をこなせるようになれば、いくつかの効果がある。

たとえば、一つ目。たくさんの仕事ができるようになる。

本業はコンサルタントなので、朝から晩まで、取引先のことを考えたり、資料を作成したりしている。また、私は20冊の本を出したといった。この本も、時間を見つけて書いている。合間や、空き時間を見つけて、調査をして考えをまとめ、文章の校正を考える。加えて、たまにテレビやラジオの仕事もやっている(これは自慢ではない)。

よく効率的な仕事術を勧めるひとがいる。1時間かかる仕事を、50分でこなすことができれば、仕事時間を短くすることができるだろう。私も仕事の効率化については多くを試している。しかし、と思うのだ。もちろん、効率化には意味がある。だけど、まわりを見ていると、「仕事をやっているとき」の効率や集中度よりも、実際の仕事をする時間こそが重要だと思うにいたる。

たとえば、仕事を10%効率化して2時間の仕事を108分でできるようになったとしても、その後、やる気が起きないからと10分ほど休んでしまえば、その効率化の効果はほとんどない。むしろ、効率化しなくても良いから、コツコツと仕事を続けろ、と勧めたくなるほどだ。

やる気とモチベーションがなくても仕事を続けることができれば、多少効率的な同僚がいたとしても、仕事量として超えることができるだろう。私の執筆スピードを速いと勘違いするひとがいる。残念ながら、時間あたり2500字なので、速いほうではない。資料作成や一つひとつの仕事も、むしろ遅い(これは逆自慢ではない)。ただ、合間なしで仕事をしているので、速く見えるだけだ。

多くのひとは、仕事がこなせない理由として、「時間がない」という。だけど、正確には「仕事をやっている時間がない」ことが多い。

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