全農、コメの物流改革、包装材統一で効率作業、配送料上げ、資金確保、集荷力向上狙う 2020/07/17 日本経済新聞 朝刊

全農、コメの物流改革、包装材統一で効率作業、配送料上げ、資金確保、集荷力向上狙う 2020/07/17 日本経済新聞 朝刊
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61568600W0A710C2QM8000/

●記事の主旨
JAが着手する米の物流改革に関する記事
・全国統一規格の包装材導入
・小さなパッケージ用にパレット活用拡大
・輸送にかかる手作業減少、流通コストの削減

●想定される影響
・包装による差別化ができなくなる
・物流作業の効率化

●調達・購買的な対処
・これまでの発生物流費の現状確認
・この取組による初期発生費用
・この取組によるコストメリット

●コメント
全国的な組織であるJAが推進すれば意義のある取組。物流作業で、運んだり品出ししたりといった作業はどうしても人力に頼る必要があり、その部分こういった効率化であり、コストダウンのセオリーで対処するのは素晴らしい取組み。むしろ開始が遅すぎた感も否めないほど。しっかり対処すれば必ず効果の生まれる取組なので、着実に進めてほしい。ただし既に米の流通は、生産量の半分以上が、JAを経由しないルートでの販売であり、他の販売ルートと取組の共同実施ができれば、もっと効果が大きくなる可能性をもっている。

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