書評「甘いもの中毒」
私はサプライチェーンの専門家であって、ダイエットとか栄養学の専門家ではありません。だから、学術的なコメントはできないのですが、これは一読の価値があります。
というのも、私は20年ほど体重が変わっていないのですが、自分の体重の変わらなさは、特に特別なことをしたわけではなく「砂糖を採らない」「炭水化物を採らない」「カロリーを抑える」といった単純なものでした。
それも、子どものころ、私は甘いものが大好きだったのですが、虫歯が多くなり、そして治療がヤブ医者であまりに痛くて、子どもながらに甘いものが大嫌いになったのでした!(この意味で、ヤブ医者に感謝しかありません)
本書について、繰り返しですが、医学的な学術根拠の証明はできません。でも、こういう項目を読んでもらうと、ドキッとしませんか? そして、これは私がヤブ医者にかかったがゆえに、無意識に実践してきたことでした。
●糖質ゼロでも卵はヒナになる
●「賢い子」はお肉しか食べない
●お米は大量の「砂糖」
●「食べ過ぎ」ではなく、ヒトは「糖質過多」で太る
●炭水化物=糖質+食物繊維
●運動すれば大丈夫という「誤解」
私は「砂糖を採らない」「炭水化物を採らない」「カロリーを抑える」と書きましたが、どうも「カロリーを抑える」というよりも、前者二つが重要のようです。
痩せたい、というか、健康になりたい人は読んでもソンをしないと思います。それが一つの思考材料であったとしても。