アクシデント!
ちょっとしたアクシデントで、中国にけが人を迎えに行った。結局怪我そのものはたいしたことはなく、今現在すっかり元気になって、手術跡の抜糸も済んでいる。怪我した本人もいたって元気で、日々リハビリに励んでいる。終わってみればなんてことない出来事だが、海外から「事故にあって、怪我して、これから手術します」なんて電話を貰ったのは初めてなので、正直かなり動揺した。
まず、最近ではいろいろな情報伝達に時間差がなくなっている。大手マスコミだけでなく、個人レベルでタイムラグレスが起こっている。例えば、海外のサプライヤーの工場で問題が発生していたとする。撮影可能であれば、写真だけでなく、もしかすると動画を送るかもしれない。私の場合、これまでの経験では、情報の送り手になることが多かったが、今回のアクシデントでは、情報の受けての何ともいえないやるせなさを経験することになった。
怪我した本人から「大丈夫」と連絡があったけれども、本当に大丈夫?なんて思ってしまう。大事に至っていないとの理由で、退院の日に現地へ行って連れ帰ってきたわけだが、それまでメールや電話でコミュニケーションはとっているものの、言い知れぬ不安を払拭することはできなかった。実際、本人に会ってやっと安心することができた。
そして、今となっては・・・・・・で言える話。海外へ行くときは、傷害保険に入ったり、でも最近は、クレジットカードに付保されているからと、特に気にも留めずに居たが、簡単な手術+一週間の入院で、ん百万の医療費を支払うことになった。全額保険で対応できそうなので、一時的な立替だが、それにしても国民皆保険の有り難さをいまさらになって味わうことになった。ん百万の請求にしても、日本人料金らしいが。