6-7 コストテーブル活用方法:交渉根拠として活用

ポイント:
1.コストテーブルの積極的活用: 購入プロセス全体での価格判断精度向上を目指すため、様々なシーンでの活用が鍵です。
2.データに基づく価格判断: コストテーブルを用いたデータ駆動型のアプローチが、交渉や見積もりの精度を高めます。
3.散布図による価格傾向の把握: サプライヤーごとの価格の傾向を視覚的に捉え、購買戦略の基礎資料とする。

コストテーブルは、作成後もさまざまな場面で積極的に活用することで、その価値を最大限に引き出すことができます。コストテーブルを見積依頼時に活用することで、サプライヤーに対して緊張感を持たせ、正確な価格提供を促すことができます。キーファクターから想定価格を算出し、提示された見積もりとの差異を理由付けで問い合わせることで、交渉の根拠を強化します。

購入実績が蓄積されるにつれて、近似曲線を加えたコストテーブルを利用して価格傾向を分析します。高価または低価の実績を比較し、それぞれの理由を検証することで、コスト削減の方向性を明確にします。

また、緊急で見積もりが必要な場合でも、コストテーブルを活用して迅速にバイヤー見積を行うことができます。これにより、サプライヤーだけでなく社内からも信頼されるバイヤーとなります。

最後に、散布図を用いて複数のサプライヤーからの購入実績を一覧できることで、サプライヤーごとに異なる価格傾向を視覚的に把握し、サプライヤーの強みと弱みを理解することが可能になります。これを基に、強い部分を活かし、弱い部分は改善活動へと繋げることが、効果的な購買戦略を構築する上での鍵となります。

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