帰ってきた池田史子の参謀日記65

いま未来調達研究所でアシスタントというか、サポートというか、さまざまな仕事をしています。

私はカナダの首相をとても尊敬しています。

「息子たちには、いわゆる男らしい男になれというプレッシャーからはさっさと逃げてほしいのです。人間をダメにしますし、周囲の人もダメにします。自分たちらしくいること、フェミニストであることが心地よいと感じてほしい。フェミニストとは正しいことのために立ち上がり、誇りをもって自分をしっかり見つめることができる人のことです。」(by ジャスティン・トルドー)

我が家でも、両性の平等についてよく話します。

話は少し変わりますが、数年前、私は料理をするのをやめました。無意識のうちに良い妻になろう、そのために「料理しなくてはいけない」と追い込んでいるのは、自分自身でした。

私がやめたその日から、旦那さんがご飯を作ってくれるようになりました。そこで気付きました。「私は作ってもらったご飯が食べたい、旦那さんのご飯が美味しくて好き。」

旦那さんがご飯を作ってくれる、という話をすると「お仕事は料理人なの?」と8割くらい聞かれます。やはりまだまだ料理は女性の仕事だと思われているのです。私も罪悪感に襲われることがあります。そんな時は、せっせと小豆を煮たり、醤油麹や甘酒を仕込んだりして、気分を紛らわせています。

坂口さんからは、「旦那さんには外でもっと稼いできてもらって、ご飯はオーガニックのお弁当とか買った方がいいのではないか?」とアドバイスをもらったこともあります。まだその意見を取り入れていませんが一つのアイディアとして、良いと思います。

料理はほんの一例ですが、良い夫・良い妻になるために、苦しんでいることはたくさんあると思います。家事は得意なほうがやる、やりたくない事は二人で相談して、お金を出してお願いする、など常に話し合うようにしています。

私は家事育児を一切やらない亭主関白な父をもつ家庭に育ったので、母が一人で苦労してきたのをずっと見ていました。旦那さんから、「女だから○○しろ」というような事を一度も言われたことがありません。それには本当に、救われています。

皆さんも仕事だけしていればいい、という訳では無いと思います。子どもがいたら、さらにさらに時間はありません。やりたくないことを、まずやめてみる、宣言してみる、そうしたら、もっともっと毎日が幸せで過ごしやすくなるかもしれません。

自分がラクしたいだけじゃない?やりたくなくても、やらなくちゃいけない事沢山あるんだけど……。そういった類のコメントは受け付けませんので、あしからず(笑)

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