1000万円をなくしました
私はレシートをかならず保管しています。9月末の時点で、書籍代が100万円を超えました。調べてみると、10年ほど100万円をこえています。しかも今年はまだ9月末ですから、12月には相当な金額になっているはずです。
ビジネス書の書き手でありながら、私はあまりビジネス書を読みません。私とFacebook友達の方はご存知のとおり、ちょっと硬めの書籍を多く読んでいます。100万円ということは月々8万円です。この8なる数は覚えてソンはありません。というのも、年収1000万円は月収80万円ですし、年収1億円は月収800万円です。
8万円の書籍代ということは、一日3000円くらいです(たぶん)。ということは専門書一冊か、一般書二冊になります。ここで、どうやって、それだけ多くの書籍を読むかのヒケツをお話します。
それは、実に「買ってみる」ことに尽きます。ほんとうにそれだけなのです。書籍はまず「実際に読むかどうかわからないけれど、まず買って」みればいいのです。あと必要なのは勇気です。気になった書籍をすべて買う。コンサルタントは知的職業といわれますが、同業者でも、勉強しているひとはいません。だから、抜きん出るためには、書籍を買えばそれだけで良いのです。
こう考えてください。あなたの年収が500万円だとします。ということは、このご時世では年利1%とすると、あなたは5億円の人的資本を持っていることと同義です。これなら投資とか運用とかする必要はありません。なぜならば、もっとも重要なのは自分自身に投資して(勉強して)人的資本の価値をあげることだからです。
だから、あなたの5億円の人的資本をあげるために書籍をガンガンに買って学ぶのです。そうすれば、人的資本は10億円(ということは年収1000万円)にでも、人的資本は15億円(ということは年収1500万円)にもなります。
100万円をなくしたと思うかもしれません。10年で書籍代だけで1000万円です。しかし、そのなくした1000万円は必ず戻ってきます。これは定量的な話ではありません。定性的な話です。ただ、確実な話です。疑うなら、10年間ほど気になる書籍をすべて買い続けてください。効果は絶大です。