オールビジネスニッポン書き起こし「ストレスの解消」

*FMラジオ番組「坂口孝則と牧野直哉のオールビジネスニッポン」書き起こしです。よかったら、PODCASTをご登録お願いします! ここからどうぞ

坂口:今日のテーマはストレスの解消です。

牧野:なるほど、この時期にはね。

坂口:もう色んなことが重なり合ってますけれども、自粛は長いですねえ。規制がどこまで続くか分かりませんがね、現時点がどうかということではなくて、おそらくこれ以降も外出の規制とか自粛というのが繰り返されるでしょうから、そのときストレスを解消していくかっていうのは、結構重要なテーマになってくるんじゃないですかね。

牧野:そうですね。なるほどねー。

坂口:あのー勿論私も放送で言えない趣味などはたくさんてもっておりますけれども……。さすがに放送で言える範囲で、ストレス解消を皆さんと一緒に共有していきたいというふうに思います。恐らく私が思うに、いまね、家に閉じこもるビジネスパーソンが非常に多いでしょうから、奥様あるいはあの旦那さん、あるいは恋人と一緒にいる時間というのは非常に長くなると思うんですね。

うちの夫婦の場合は、夫婦喧嘩は僕が負けるというルールになっているものですから、バッバーッとこう言われても、最後は僕が「すみませんでした」ということで、非常に僕がストレス溜まりますので、そこで僕のストレス解消法なんですけれどね、お風呂に入った時にうちの妻の高級シャンプーをグァーーーっと出してスカッとするっていうのずっと続けていまして……。

牧野:ハッハッハッハッハッ(笑)

坂口:あーこんな高いシャンプーもたくさん使ってやったみたいな、リンスも五回ぐらいやってやったみたいなので、うわースカッとしたっていうのがある訳ですが。

牧野:あーなるほど、なるほど。

坂口:牧野さんのストレス解消法というのは。

牧野:私これですね、そのコロナがあったからってわけじゃないですけれども、特にコロナ以降はですね、寝室は今、私は自分の妻と、あと子供と三人で寝てるんですけど、私ひとりでえーっと十分間ぐらい月並みなんですけど、座禅を組んでますね。

坂口:あーーー。

牧野:これはあの、コロナ前もやってたんですけど、これね、騙されたと思ってというか座禅じゃなくてもですね、深呼吸とかでもいいですけど、十分間やるとこれ間違いなく、一日の血圧とかが低く推移するというのが、これ私の自分の実験で分かっているので、そういったことをやっぱり今まで以上にやれる時間があるので、自分はやったりしてますね。そうするとやっぱり、あまりこう何て言うのかな?こう感情の起伏っていうのがなくなる気がしてますが……。

坂口:あのなんかですね、キャンプ行く時のテントっていうのを、もしお持ちの家庭があれば、家庭内、リビングとかにはちょっと外れたとこになるかもしれませんけど、テントを張って、その中で瞑想するっていうのが、何か結構流行ってるらしくて。

牧野:あーなるほどね。

坂口:何か日常で、見ることのない色に囲まれるっていうのが、ちょっと気分を変えるというのも、ちょっと役立つようでしたら、そういうのがあったらいいかもしれないですね。あとは多くの人は、お酒を飲むっていうことをやっている訳ですけれど、アメリカなどこれちょっと報告されていたんですけど、酒を飲むっていうのは、止まるところがないですからね、アルコール中毒者が増えていくんじゃないかという報道もありましたね。

牧野:あーなるほどね。最近で言うと皆さん例えばネットフリックスだったりとか、アマゾンプライムという形で、ストリーミングの契約をされてるじゃないかと思うんですけれども、私は普段なかなかそういうふうなまとまった時間がないので、ドラマ全部見たりとかそういったようなことをやったりしてまして、これだったらパソコンでも見れたりするのでそういった事をやったりしてますね。

坂口:なるほど。あのー同時にこれうまくストレス解消ができなくなってしまうと、本当にこうギスギスした社会になってしまうなって恐れがありまして……。

先週のことなんですけどちょっとビールとチューハイを買いに近くのスーパーにやっていきまして、レジを持っておりましたら、三十代ぐらいの若い女性の方が、「何々の商品ありますか?」って店員さんにお聞きになってたんですね。そしたら店員さんが優しい方だったと思うんですけど、近くに寄ってきて教えてあげようとしたら、その男性の店員さんに対して、三十歳ぐらいの女性の方がですね、「近寄んないでよー」って絶叫したんです。それでその後に「あなたバカなの?死にたいの?」って大声で言っていて、その店員さんが五十歳ぐらいの白髪の男性だったですね。

で三十歳の女性、五十歳の白髪の店員さん、別に年齢は関係あるかというともちろん関係ないですけれど、そういうことをこう平気で言ってしまうような世の中になって、僕がさすがにこれちょっと周りの人をどういう反応なんだろうと思っておりましたら、あの近くにいた二十代ぐらいの男性の人かな?その五十代ぐらいの男性店員に対して「いやそうですよ、ちょっと離れましょうよ」って言ってたんですね。いやもちろん離れるのは大事と分かっていますし、ソーシャルディスタンス、二メートル離れるのはもちろん重要なでしょうけれども、小売業とか物流業の人が、いかにこう命を張って社会のインフラを、なんとか維持していこうという中で、いやちょっとそれは本当どうなんだろうと思いました。

牧野:そうですね。

坂口:僕は本当にそんなに店員さんがね、そこまで近寄ってるようにも見えませんでしたけどね、店員さんに絶叫するぐらいだったら、本当に旦那さんか奥さんの高級シャンプーをビャーーーって出して、お風呂場でストレスを解消するぐらいをちょっとお勧めしたいな、なんて思いますね。

牧野:そうですね、はい。

坂口:ただね、僕ちょっと思うのですが、これまでヨーロッパとかは、人権とかあるいはダイバーシティーとか言って、いろんな人たちの活躍をこうなんていうか支えていたように見えたんですけど、もうこのコロナウィルスの一件で、一気に僕はヨーロッパの偽善が暴かれたなっていう感じがしますね。

牧野:なるほど。

坂口:ちょっと前まで、あのトランプさんとかね、ボリス・ジョンソンさんが壁を作るとかねえ、あるいはEUから抜けるって言った時に、インテリは全員、大批判してた訳ですけどもうコロナウィルス入った瞬間に、もうリベラルな人とか全員がもう手のひらを返したかのように「鎖国しろ、鎖国しろ」と。

牧野:そうですね。

坂口:外国から人入れるな、っていう大合唱、少なくともあの冷静な観点から、ある程度の他人に対する優しさっていうのは確保した方がいいんじゃないかな、というのをこうストレスと絡めて語ってみましたけど、本当にこう他人の優しさだけは忘れないようにしたいですよね。

牧野:そうですね。本当にこういった中でもやっぱり他人との関わりの中でしか、我々生きていけない訳ですから、じゃあこういうね、ウイルスが流行する中でどうやって関わっていくかっていうのは、もうね我々だけじゃなくて、みんなが模索しなきゃいけないことなのでそこに対してですね、私が申し上げたらあの座禅というのも、やっぱりあのあまりこう感情の起伏が無くなるということで、こう怒ったりすることがなくなったりしますので、これはですね、本当に今この瞬間からもできますので、是非お勧めしたいと思います。

坂口:はい、僕もやっていきたいと思います。ありございます。

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