調達・購買関係者の新型コロナウィルス対策共有会議の所感
2020年4月10日に実施した、「調達・購買関係者の新型コロナウィルス対策共有会議(オンライン)」でご参加者の方から、次のようなご感想をいただきました。ご許可を得て掲載します。
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【得られたこと】
<自分の置かれている状況の客観視>
自身の仕事環境では今までのところ決定的な調達の問題点は出ていませんでしたが、世間一般での状況がどのようであるかを知りたいと思い参加しました。
牧野様からの説明でも「一様に絶望的な状況にあるわけでは無い」とあり、また坂口さんが何度か「具体的な困りごとなどはありませんか」という問いかけをされましたが、どなたからも具体的に切迫した問題点の提議はなかったことから、自分だけがガラパゴス的な状況に陥っている訳ではないということについて認識が出来ました。
<アフターコロナに向けた心構えのヒント>
アフターコロナに向けて今から備えていくことについても、参加する前と比べてすこし見えたことがあり、ヒントもありました。大きな収穫だったと感じています。キーワードで言うと、次のような内容でした。
・Just In time方式 = 絶対正解ではない
・リモートワークの可能性と実現性
・通勤時間の価値
・Web上でコミュニケーションの取り方
・購買におけるシングルソースとマルチソースの両立
・地元調達、地元消費を視野に入れた世界最適地調達
・超監視社会における購買コンプライアンス意識
・フォースマジュールありきで考える調達
<参考書籍情報>
会議中において次の5つの書籍紹介がありました。いずれも興味深く、それぞれ読む価値のありそうな本だと感じました。
・かぜの科学
・経済政策で人は死ぬか?
・サピエンス異変
・超ヒマ社会をつくる
・感染症の中国史
「サピエンス異変」と「超ヒマ社会をつくる」はKindleで出ていたのでそれぞれ購入しました。他の本は帰国してから購入して読んでみます。
参加特典として頂いた「マンガ調達・購買の教科書<基礎編>」については早速ダウンロードして、拝読いたしました。
調達・購買という仕事の面白さと奥深さについて、読みやすいテンポと内容で、未経験者にも受け止めやすい形で語られていると感じました。坂口さんの言われる通り、新人研修でも存分に活かせる内容だと思います。大切に使わせて頂きます。ありがとうございます。
【全体所感】
40人という大規模なオンライン会議は初めての経験でしたが、それでも十分成立し得るのだと実感することが出来ました。私が今まで知らなかった事実や用語がたくさん出てきたことで好奇心が刺激され、非常に有意義な時間となりました。
参加されている方も様々な方がおられると感じました。こういった会に参加する方はきっと問題意識を高くもっている方ばかりであろうと思います。ほとんどが初対面でなおかつオンラインという環境下で、皆様いったいどのようにふるまわれるのかについても非常に興味深く感じていました。顔出しする人、しない人、意見をいう人、言わない人、その時に議論されている内容とメッセージボードへの書き込み内容など、「あぁ、そうなのか」と感じる内容が多く、とても貴重な体験でした。自己投資のつもりで参加しましたが、参加費以上の価値があったと満足しています。
またこういった機会がありましたら、時間の都合が付く限り積極的に参加したいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いします。
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ということで、以下も続々と続きます。
●【公開対談】沢渡あまねさんと坂口孝則
「コロナ禍における これからの働き方」
4月21日19時より1時間
料金はたったの1000円
https://sakaguchitakanori2.peatix.com/view
●【公開対談】岩城真さんと坂口孝則
「新型コロナウィルスで 私たち製造業は何をすべきか」
4月23日19時より1時間
料金はたったの1000円
https://peatix.com/event/1459116/view
●【公開対談】日本テレビの男性アナウンサーと坂口孝則
「新型コロナウィルスと報道、 ならびに、その他、雑談」
4月24日19時より1時間
料金はたったの1000円
https://sakaguchitakanori3.peatix.com/view
わざと立て続けに実施して、こういうイベントに慣れてもらいたい、という趣旨です。