5-(5)-3 サプライヤーの評価方法「雑感」

「このサプライヤーの株を購入しようと思ったら、いくらくらいまでなら出せるか検討しておけ」という上司に対して、何の理屈もなく「現在の株価が2,500円ですから、5%引きの2,375円くらいですかねえ」という返答ももちろん可能です。

そんな適当でいいのかよっというツッコミが聞こえてきそうですが、実際にそのような会話を聞いたことがあります。あるデータによると、M&Aのときに日本企業は買収プレミアムが高いそうです(早い話が、買収金額の査定が貧弱により払いすぎている)。

冒頭でも書いたとおり、市場環境変化が激しく、サプライヤーを取り巻く環境も変わりつつある中、バイヤーが企業評価の知識を習得するのは必須といってよいはずです。勉強してみれば愉しいことばかりで、バイヤーの中ではこういう知識をちょっと知っているだけで羨望の的になりますから、どうぞお試し下さい。

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