2-(4)-4 バイヤーとして身に付けるべきこと「雑感」
あるバイヤーと話していると、そこの企業は「会社の理念」と「部門の目標」と「バイヤーの教育体系」と「バイヤーの評価軸」が全てリンクしていると聞かされました。驚くべきことです。たいていの企業はそこまで整合性を保てません。
その企業では「バイヤーがあるべき姿」は考える必要はなく、定義されています。バイヤーはそれに従って学習し、経験を積んでゆくのだといいます。
ただし、そのような企業に勤めていないバイヤーであっても、個人目標は自分で決めればよいはずです。それにKSA区分で身に付ける項目を探してゆくだけです。それが決まったら、手帳にでも貼って日々見返しましょう。一度書いたものは古新聞ですから、どんどん変化しても構いません。