オンライン会議の独り言(坂口孝則)
このところ、オンラインで会議する機会が多くあります。オンラインで集合研修も実施しました。
そこで、このコロナ禍で考えたのが次の三つです。
・日本語から英語へ
これはほんとうに英語を話せというわけではありません。オンライン時代には、英語のようにストレートに語ったほうがいいと思いました。KY(空気を読む)のではなく、ズバッと話したほうが良いはずです。オンライン会議では、どうも、発言をちゃんとしたほうが良さそうです。これから、求められるのは、全体を受け入れるために包み込むのではなく、結論と意見を明確にしたほうがよいはずです。
・握手以外に残るものを探して
調達・購買業務で残るのは、取引先と自社をつなぐこと。そのコミュニケーションの象徴が、「握手」です。でも、握手すら、新型コロナウィルスで難しくなってきました。それでは、何が残るでしょうか。もはや、調達・購買担当者がいなくても、業務はまわります。取引先が社内の設計者に直接のコンタクトを取るのが可能です。では、私たち調達・購買部員は何を残すべきでしょうか。
・人脈仲介業の終焉
調達・購買部員は、窓口として取引先の対応を担っていました。しかし、その人材仲介業としての調達・購買も、もはや不要になっています。私たちは、もっと調達・購買業務のスキルや能力の向上を目指すべきではないでしょうか。そのためには、かつてから言われているようなAIやテクノロジーを積極的に摂取して、学習するタイミングです。
巣ごもり時期には、きっと自己を磨くタイミングです。繰り返しますが、ニュートンはペストの流行で大学が休校のときに、暇な時間を使って万有引力を発見しました。暇なときこそ、革新の時期です!