帰ってきた池田史子の参謀日記3

いま未来調達研究所でアシスタントというか、サポートというか、さまざまな仕事をしています。

休暇のハワイ旅行から無事帰ってきました。

初日は、ハワイにハマる人の気持ちがまったく分からなかったのですが、日に日に楽しくなってきて、今は次いつ行けるかな?と考えてしまいます。暖かい気候ときれいな海があるって、それだけで幸せな気持ちになります。

日本からはかなり遠いですが、私の一番好きな島はテネリフェ島(大西洋にあるスペイン領カナリア諸島に属する島)です。ヨーロッパに住んでいる方は割りと近いのでぜひ行ってみてください。12月でも泳げました。

さっそくですが、困っていることがあります。

坂口さんに分からないことを質問したり、意見を聞きたいことがあったりしたときに、すぐに教えてくれればいいのですが、なかなか教えてくれないことがよくあります。「自分でまず考えろ」ということでしたらまだいいのですが、そうではありません。

「教えてあげてもいいけど……。」と前置きした後に、必ず怒った感じで、「質問する前にどれくらい考えたのか」と聞いてくるのです。さきほど書いたとおり、自分でまず考えろ、ということでしたらよいのです。だから私が「いちおういくつか考えました」というと、すぐさま「じゃあ、いくつ考えたか教えて」といってきます。このひとはどのような対人教育を受けたのでしょうか。

私が「これと、これと……」というと、「たった二つじゃないか」と言われます。「たった二つで考えたことになるのか」というので、違う時に「いろいろ考えました」というと「いくつだ」というので「これと、あれと、それと……」というと、「たったの五つじゃないか」と呆れはじめました。それで、出来る限り考えていくと、「あ、最初に考えたやつだけ教えて」と、これまでの私の時間をすべて無駄にします。

これには、何と返答したらよいのか分かりません。毎回かなり微妙な空気が流れます。

坂口さんの謎行動はまだあります。寒がりなのに、非常に薄着です。コートの下に、シャツ一枚しか着ていません。セーターも持っていないそうです。また、タートルネックは、某広告写真を思い出して着られないと言っていました。

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