4章-4-4<セクション3~②教育される側の育成から、教育する側を育成する必要性~人事との連携>

  • 改善師としての調達担当者

海外のサプライヤと比べ、日本のサプライヤの優位性があるとすれば、それは継続的なコストダウンへの姿勢です。あくまで2015年時点の感想ではあるものの、この姿勢だけは、海外のサプライヤでは真似できないように感じています。

とすれば、日本の優位性の源泉でもある継続的な改善活動を、海外のサプライヤでも実践し、成果の獲得することができれば、優位性の確保につながります。いうは易しく、実行は難しくはあるものの、海外サプライヤ指導ができる人材は貴重です。そして、おそらく、相手国にかかわらず、リーダーシップを発揮できるひとを「グローバル人材」というのでしょう。

現状に対する改善への取り組みは、サプライヤとのあいだでのみ存在するものではありません。海外進出先の拠点では、日本の調達・購買部門の改善点を反映しつつ、さらに改善を継続的におこなわなければなりません。

将来的に、国内と海外拠点との間で、改善成果や、コストダウン成果の報告会をおこなって、ノウハウの共有をおこないます。グローバル企業では、頻繁にそのような取り組みが行われ、全体的なレベルアップに取り組んでいます。

海外進出先の、日本人だけでなく外国人の従業員のモチベーションアップのためにも、現地で改善をおこなった成果を日本側が評価し、国内、海外拠点全体で、成果を出した取り組み事例を活用が必要です。文化的な背景を越えた、継続的な改善への取り組みをグローバルに展開して、調達・購買部門としての競争力強化を目指します。

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