お詫びと釈明があります
新型コロナウィルスは、基礎疾患のある罹患者の致死率をあげ死に追いやります。私は、新型コロナウィルスが企業を死に追いやろうとするなら、それは、その企業が基礎疾患をもっていると思うにいたりました。さらに、調達業務ならば、調達業務基礎疾患をもっているのではないでしょうか。これは言葉遊びではありません。
企業の基礎疾患とは、デジタル化の遅れ、単一事業からの収益依存、リスクの未管理、などです。調達業務基礎疾患というべきは、おなじく、デジタル化の遅れ、地場企業からのみの調達、上から目線業務、ではないでしょうか。
「デジタル化の遅れ」は、とにかく取引先に来てもらって、手取り足取りサポートしてもらうこと。自ら動かず、取引先に負担を強いることです。
「地場企業からのみの調達」はグローバルの分散を無視して、近場で使いやすい企業とのみ蜜月な関係を築くこと。
「上から目線業務」は、天動説的に、なんでも自社中心で周っているように誤解すること。
欧米ではオンライン会議が一般的でした。でも、あれは、決定プロセスを記録化する文化があったから広まったと考えるべきなんです。誰が何を話して、どういう責任のもとに決断したか。透明化です。それに対して、日本は特定地場取引先との密接・密談・密室で決まっていますからね。なるほど、これこそ三密です。
・調達業務基礎疾患の治療
・三密調達からの脱却
あ、ちなみに、上記二つのキーワードは、みなさんの会社で使ってもらってもかまいません。
せっかくですから、この機会を好機ととらえて、業務革新を進めるべきです。先日、某社の新入社員の方とお話したのですが、在宅勤務ゆえに同僚とも会えず、実地業務もできていない状況のようです。しかし、無理矢理にでも、これを好機と考えて学習するしかありません。それも、これまで言われていながら、まったく実現しなかった調達業務のDX化(デジタル・トランスフォーメーション)を見据えたものでなければなりません。そこで、私は下を発表しました。
~調達業務のDX化に備えよ~
文系社員のためのAI活用講座【オンライン】
紹介ページはこちらです。
https://www.goabroad.jp/ai-rpa-2
お申し込みページはこちらです。
なお、我ながらすごい割引を発表します。ご要望があったため、個人でお申し込みいただければ半額にしました。これは、こんな時期だからこそ学習したいというご意見をゆえです。
いや、もっとストレートにお願いがあります。私たちは新型コロナウィルスへの調達業務やサプライチェーン対応について、数々のレポートを無料公開しています。これらの発表にはコストがかかります。みなさん、ぜひ、支援と思ってお申し込みいただけませんか。よろしくお願いします。(坂口孝則)