50万円を3万円にする方法

一部のひとは知っているものの、私は20代前半のころ、世の中の成功者
聞き行きました。「どうやってあなたは大成したのか」知りたかったの
ですね。ただ、当たり前かもしれませんけれど、「じゃあ教えてやろう」と
時間確保いただけるひとはいないだろうと思いました。そこで、私はどう
したかというと、「社会人なりたての若者がたくさんやってきます。ですの
で、彼らの前で、成功体験話していただけませんか?」とご講演のお願い
しました。

講演の形で聞けば、私も参加できると思いました。なかは講演料金が50
だったひともいます。「ただ、お金はありません。でも、あなたの話
きたいと強く願う若者時間いただけませんか? これはビジネスではな
く、あなたの生き方知りたいのです」と伝えました。または手紙でお願い
しました。

すると、驚くほど多くの方がご登壇いただきました。もちろん、まったく謝
お支払いしなかったわけではありません。がんばって3支払いま
した。でも、逆いえば47引きです。通常よりも、大幅なディスカウン
トで、かつ、ご満足いただきながら話していただきました。

そこは、聴衆アンケートものすごく工夫しました。登壇者がびっくりす
るほど嬉しいアンケート取る方法です。が、ここでは趣旨ではありません。

よくもまあ、無謀で失礼なお願いしたな、と思います。ただ、極端な話、
1時間50で講演受注なさっている方々は、別お金がこれ以上、ほし
いわけではないのですよ。それよりも、社会的使命がありそうであったら受
けてくれるわけです。

私は、それなり高いチャージで講演や研修お引き受けしています。研修
では、相当高いはずです。しかし、と思います。私のもと「あなたの話
聞きたい若手がたくさんいる!」といわれたらどうでしょうか。企業内研
修や、あるいは、営利目的であれば、3ではお引き受けしないでしょう。
とく調達・購買関係のスキルとかノウハウの話しであれば、難しい。すで
お金払ってくれている他のお客さんも失礼です。ただ、調達・購買ズ
バリではなく、かつ運営が非営利活動や、純粋な勉強会だったら、受けるか
もしれません。

実際、これまで一度だけ、あるお若い人(おそらく23歳くらいだと思います)
から、「若い人間だけで勉強会しますから、そこでお話していただけませ
んか。交通費だけしか出せません」といわれました。それは調達・購買プロ
フェッショナルとしての話ではなく、キャリア構築とか仕事への考え方とか
の話だったので引き受けました(正確は交通費と飲み会代が出た気がしま
す)。

会社という枠離れて、そのような勉強会や講演会主催している若者は、
きわめて行動力があると断言できます。その過程で、きっと講演依頼先
られる場合もあるでしょうけれど、それが財産なります。前述の23歳のひ
ととも、きっと違う形で再会すると私は確信しています。たとえば、彼も本
書いたとか、事業開始したとか。

そう考えると、いくらでも人間はやれることがあるのですね。50
して、そして、学び活躍する方法があります。しかもいまでは多くのひ
とたちがメールアドレス公開していますから、「話してください」「説明
行きます」とメール出す勇気さえあれば良いことなります。

制約、という言葉があります。しかし、私はそのほとんどが、自ら決めて
いる制約と思えるのです。やろうとさえ思えば、人間はいくらでも開かれ
た扉が用意されています。そして私も、最近とく思っています。「次の私
の挑戦はなんだろうか」と。徐々なりつつあります。近況報告できる
段階なりましたらお知らせします。
(坂口孝則)

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