池田史子の参謀日記その14

前回、坂口さんが病人だと書いたらさまざまなメールをいただいたので、続きを書きます。

たとえば今年の売上計画を達成して、暇な時間があるとします。そうすると、少し休めばいいと思いますが、すべての日程に仕事が埋まるようにしています。実際に今年度だけではなく、来年度の仕事まではほぼ決定しています。

この前も「来年度のコンサルティング仕事が取れた」といっていました。つまり、売上と利益は、このままこなせばだいぶ先まで問題ありません。それならば、頑張る必要もないのに、それでもまったく止めようとしません。

なぜずっと一日の空きもないように詰めようとするのでしょうか。なぜずっと宣伝や営業をしているのでしょうか。

おそらく本人もわからないのだと思います。それが病人だからです。

また、以前こういうことがありました。この日記も、本人に見せるのですが、やはり「こういうこと書いてたら怒るんじゃないか」と心配しながら見せます。すると、たいていの場合は「なんだこれ、もっと俺のこと酷く書け」と逆に怒られます。一回、坂口さんをほめた原稿を書いたのですが、「時間がないならこれでいいけれど、なぜ身内をほめるんだ。気持ちが悪い。最低の文章だ」といわれ、ショックを受けました。

よくわからず、ついていけませんでした。

この人は、いったい、何なんでしょうか。自分でスケジュールを埋めて追い込んでいるのに、仕事が忙しくて、当たられるのも私です。このところ、坂口さんに会う前日は頭痛がし、当日は吐き気を催すようになってきました。

実のところ、一番の病人は私かもしれません。

※この日記を書いたら、たくさんの方にご心配いただきました。ありがとうございます。色々ありますが、この通り?元気に働いています。

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