池田史子の参謀日記その4

みなさんは、坂口さんにどのようなイメージをお持ちでしょうか。

坂口さんは、常に色々なことを考えています。ビールは大好きですが、食事にはあまり興味がありません。ご飯はいつも少なめです。

たとえば、「疲れたから少し休憩しにタリーズに行こう。」と言われたら、それを休憩だと思ってはいけません。新たなビジネスの案を出す会議です。

私は無い知恵を絞りださなければならないため、逆に疲れることもしばしばあります。

こんなこともありました。私が坂口さんから依頼された仕事を忘れてしまったことがあり、そのことに激怒した坂口さんから、このようなメールをもらいました。「一日あたり○○○円の金を払っているんだから、価値ある仕事をしているか意識してやれ。」私はこの日、これからオフィスへ向かうところだったのですが、悲しくなり、電車の中で号泣しました。隣に立っていたおじさんから、とても心配されました。きっとおじさんは、親戚か誰かが亡くなったくらいに思ったのではないでしょうか。

日常では、仕事をふられて隣で作業をしているとき、ちょっと一息「ふー」と手が止まると、きまって、「どうした?」と聞かれます。坂口さんは、自分の仕事にものすごく集中していても、絶対に気がつくのです。常に動悸のようなドキドキした感じがあり、家に帰るとグッタリしていますが、その後も自宅で行う仕事が残っています。実は今日も…。この文章を書いています。

いつも厳しい坂口さんですが、仕事を続けていく中で、自分のちょっとした特技に気づかせてくれました。それは、素敵なレストランを探したり、流行りモノの情報収集、お世話になった人などへの贈り物です。今まで、日常生活の中で何気なく行っていたのですが、どこかへ行くと、あ、これはこの人に贈ったらいいな、とか自然に考えているのです。レストランやカフェなども、美味しそうだな、雰囲気良さそうだな、と思うところへはよく足を運んでいます。

特に何もない私から長所を引き出してくれたり、文章を書く楽しさを教えてくださいました。坂口さんには本当に感謝しています。

※まだまだ文章を書くお仕事は慣れませんが、楽しみながら続けていければと思っています。

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