調達人員の最強自己投資方法
私は一日に2冊くらい書籍を注文しています。たぶん、これは自慢できる数字ではなく、読書家のなかではきっと最低レベルだと思います。
しかし、書籍をなぜ読むかというと、おそらくもっともコスト効果が高いからです。一人の著者が頑張って書いた書籍を1000円から1万円くらいで読めます。おそらく、これをまさるものを私は知りません。
私は、「タワーマッドネス」というゲームを愛好しています。これは、エイリアンからの侵攻を防ぐために、さまざまな武器を準備するものです。一度やってみてください。すると、蓄財は許されず、次々に投資しながら次の敵に備える必要があります。別に、「タワーマッドネス」にかぎりませんよね。ゲームは、すべてそうです。
ただ、考えるに、ビジネスも同じではないでしょうか。次々に新規事業に投資しなければ企業の運命は途絶えます。サイバーエージェントとかアマゾンの例を出すまでもなく、これは真実と思います。新規事業を挑戦対象としなければ市場から飽きられてしまう。
これは個人でも同じのはずです。次々に自己投資して、市場に備える。しかし、意外にできているひとはいません。22歳(あるいは高卒の場合は18歳)から、ほとんど変わらないスキルのまま市場で闘おうとしています。せいぜいエクセルがうまくなったくらいです。
だから、私は積極的に自己投資しねければならないと思い、実践しています。セミナーも、書籍も惜しみません。リターンの大きい投資があったとします。リターンが8%とか。でも、100万円を預けてもたったの年間8万円です。1000万円でも80万円にすぎません。それならば、自己投資がはるかに効率的な自己投資であるとは自明です。
だから、というわけではありませんが、私はセミナー代金や書籍代金への惜しみない投資を勧めています。私は20代からセミナー講師っぽいことをはじめ、そして、ビジネス書の著者としてキャリアをはじめました。その業界にどっぷり浸かっている人間からしても、この自己投資の有効性は強調したいと思うんですよね。
ということで推薦図書一つ!
私があまりに影響を受けた一冊。ビジネスパーソンも、哲学的な感度をもったほうが新たな発展があります。といいつつ、ほとんどのひとにはわかっていただけませんが……。