仕事の流儀
かつて自分なりの仕事の流儀を100個ほど作成し、自分の手帳に貼りつけました。おめえの流儀なんて知りたかねえよ、よおっしゃる方もいるでしょうけれど、紹介します。
【能力開発編】
1.「教えてください」と言うことをためらわない・恥ずかしがらない
2.5ページ以上読む価値がある本は、すぐに買う
3.Aという分野を100%極めるのではなく、AとBの分野を70%ずつ学んでみる
4.英語よりも、まずは日本語を学ぶ
5.思いつきに理屈をつける訓練をしておく
6.海外のサイトを定期的に眺めておく
7.会計知識獲得のために入門書1冊と応用編20冊をまとめ読みしておく
8.自分が学んだ知識は、できるだけ多くの人に知らせることで、血肉とする
9.自分より年下の人が言っていた「良いこと」は必ずメモしておく
10.週に一度以上はテレビをまったく見ない日をつくっておく
11.新聞は読まずに、眺めておく
12.速読については類書を10冊ほどまとめ読みし、自分にあったスタイルを身につけておく
13.年始には「仕事を通じて学ぶこと・やりたいこと」、年末には「今年学んだこと・できたこと」を一枚の紙にまとめて保管しておく
14.パソコンのデスクトップはできるだけキレイにしておく
15.速く考える癖をつけておく
16.勉強したいテーマを常に10個は持っておく
17.本代をケチらない
18.論理的に考える癖をつける
19.若手であれば、給料の三分の一は勉強代に使う
20.仕事は、情熱よりも知識と技術で解決すると心しておく
【人間関係編】
21.「この分野だったら、この人に相談する」という知人を各一人つくっておく
22.3回議論してもダメな人とは、それ以上議論しない。自分が他人を変えることなどおこがましいと知る
23.99%間違ったことをいう人でも、1%は良いことを言う。だから、人を完全否定はしない
24.相手の社内の立場を想像し、相手を尊重する
25.権力闘争に勝利した人のことをバカにしない
26.仕事において、他者に説明する表現のうまい人のことを尊敬する
27.自分と仕事が似ている他社の社員を、20名ほど知人にしておく
28.出世していない「技術バカ」の年長者を大切にする
29.上司からの依頼には敏速に応える。他部門からの依頼には、より敏速に応える
30.上司と環境を、「自分が活躍できていない」理由にしない
31.上司と同僚に違うことを言わない
32.上司とは適度な緊張関係をもった雇用状態を維持しておく
33.女性社員や派遣社員にロクでもない仕事を与えない
34.性格的に問題があっても仕事がデキる同僚・上司を避けない
35.先輩は、「自分に仕事を教えてくれるために存在しているわけではない」ことを自覚しておく
36.ノウハウを訊いてくる年少者を大切にする
37.若くして大きな仕事を任されている人に、そのコツを訊きに行く
【仕事の基本編】
38.「会いたい」と言って会った相手であれば、相手の会話がいくら長くても付き合う
39.「送りますよ」と言ったものは、送る
40.「できない理由」ではなく「どうやったらできるか」を考える
41.「どうしたらよいのでしょう」と上司には訊かない。訊くのであれば、せめて考え抜いたリスト1000項目くらいを持参する
42.70%でもよいから、まずはすぐにアウトプットを出す訓練をする
43.相手をやたらと呼び出さない
44.会議は早く終わらせることが何より一番だ、と参加者間で共有しておく
45.希望価格は、できるだけこちらから伝えない。相手に先に言わせる
46.交渉では、「絶対に譲れない部分」と「妥協してもいいところ」を予め決めておく
47.交渉では、できるだけ話さない
48.コピーは裏紙を使わない。そもそもコピーをしないように努める
49.仕事が速い人の行動を、実際に半日ほど眺めてみる
50.仕事に取り掛かる前に、アウトプットのイメージを、仕事の依頼者と完全に合致させておく
51.仕事は、仕事をたくさん抱えている人に頼む
52.仕事は一気に仕上げない。細切れにいくつもの仕事を同時並行させる
53.失敗した理由ではなく、成功した理由を分析しておく
54.字はゆっくり書く
55.自分が理解できないことに、容易に頷かない
56.自分に与えられた時間を守って話す
57.締切には遅れない。どうしても遅れるときは、その2週間前に相手に知らせておく。他人の時間ほど尊重すべきものはない
58.社会のためになる仕事は、基本的に引き受ける
59.資料は、作りながら考えない。考えてから作る
60.その一日でやるべきことは必ずメモに書いておく
61.抽象的な議論をしない。「誰が」「何を」「いつまでにする」をどこまでも愚直に決めていくのが会議
62.机は完全に片付けてから帰宅する
63.常に自分の仕事を、他人の評価にさらす
64.電話で話すときは、まずトピックスがいくつあるのかを冒頭で伝える
65.何かの予定を入れたときは、すぐに手帳にメモをする
66.何かを考えるときは、その真逆を考えるとうまくいく。「良い調達」を考える際には、「至上最低な調達とは何か?」に思いを巡らせれば、答えは出る
67.人気があるのに自分は嫌いな商品・人物について、その人気の理由を考えてみる
68.速く歩く
69.速く食べる
70.一つのメールで複数の話題を書かない
71.比喩をたくさん使って会話をする
72.プロに質問することは有料である、と知る
73.待ち合わせ場所には、相手より先に到着する
74.満腹になるまで食べない
75.見知らぬ人ばかりが参加するプロジェクトは、進んで引き受ける
76.無駄な会議に参加してしまったときに備えて、「考えるリスト」を日頃持ち歩いておく
77.メールは瞬時に「即答」「保留」「無視」に切り分ける
78.楽勝でこなせる仕事はできるだけ引き受けない。絶対にこなせないと分かっている仕事も引き受けない
79.リフレッシュする時間を定期的につくる
【ツール編】
80.一日中顔をつきあわせているパソコンのスキル習得を怠らない
81.会社が提供する文房具を使わない。効率を上げるために、自分に最適なペン類を自費で購入しておく
82.自分の仕事を速くできそうなツールがあったら、まずは買ってみる
83.電子手帳は使わない
84.時計はアナログを使う
85.何か新しいソフト・技術が登場したら、「新しいものにはついていけない」と言わず、まずは一回触ってみる
86.文房具は良いものを使う
87.量が質をつくると信じておく
【転職・人生の転機編】
88.自分が転職して成功するかは、どれだけ転職の声がかかっているかと比例する
89.自分の市場価値を常に意識しておく
90.人生の分岐点となりうる仕事の依頼には即答で可否を伝える
心の持ち方編
91.「自分のやっていることは、たいしたことがないのではないか」と謙虚さを持っておく
92.「自分はバカだからわかりません」とは言わない。知らないなら学ぶ。それが「生きる」ということだから。
93.2年間必死にやれば、ほとんどの会社ではトップクラスになれると信じておく
94.相手からナメられているとわかったときのみ、本気で怒る
95.うまく話せないことは、「寡黙の美徳」ではなく、単なる「コミュニケーション能力の不足」であると自覚する
96.困難な状況に陥り絶望を感じたら、「ま、でも仕事で殺されることはないな」と思っておく
97.仕事で成功したければ、その「成功」の自分だけの定義を決めておく。定義されないものは、存在しない
98.自分の十分の一の給料で仕事を引き受ける潜在的外国人労働者の存在を自覚しておく
99.出世は、70%の運と、30%の実力が関与している、と知っておく
100.男性の嫉妬にはつきあわない
長々と失礼いたしました。