帰ってきた池田史子の参謀日記164
いま未来調達研究所でアシスタントというか、サポートというか、さまざまな仕事をしています。
貧困の問題について描かれている映画を、立て続けに二本観ました。
一本目は、韓国人の友人から半年くらい前に強くおすすめされた『パラサイト 半地下の家族』。いま、とても話題になっているので、ご存知の方も多いと思います。これは絶対観たいと思っていたので、映画館まで足を運びました。
ものすごく印象に残るとても良い映画でした。観た翌日に坂口さんに会ったので、興奮気味に報告すると、ホント?と思いましたが、「俺も今日観に行こうかと思っていたんだよ。」と言われました。
「何だか暗いだけの内容かな、と思ったけどコメディの要素も少しあって、良かった」と私が話すと、「それ、町山さんも同じこと言っていたよ」と言われました。
「あの町山さんが!!」私はとても嬉しくなりました。(映画評論家の町山智浩さんです。)
上映中に「え!!!」という驚きもあり、まったく退屈しない、本当に最後まで引き込まれる素晴らしい作品でした。
そしてもう一本は、NetflixとAmazonプライムで観られる『わたしは、ダニエル・ブレイク』です。
どんな映画かと言いますと……妻に先立たれた59歳のダニエルは、イギリス・ニューカッスルで大工の仕事に就いていましたが、心臓の病でドクターストップがかかります。失職した彼は国の援助の手続きを進めようとしますが、あまりにもややこしい制度を前に途方に暮れてしまいます。そんな中、ダニエルは二人の子供を持つシングルマザーのケイティと出会い、話しは進んでいきます。
ラストシーンは涙無しには見られないと思います。何だか考えさせられる映画でした。
こちらの二本、お時間がありましたら、是非ご覧ください。みなさま、良い週末をお過ごしください。