商品コード: sakaTB

The ベストオブ 世界一のバイヤーになってみろ!!

通常価格(税込): 3,218
販売価格(税込): 432
関連カテゴリ:

坂口孝則's 電子書籍

※ご購入後、会社宛に領収書を発行可能です。
その際はinfoアットcobuybtob.com(実際お送りになる場合はアットを@になさってください)に宛名、送り先をご連絡下さい。※

かつて坂口孝則が全国の調達・購買・資材担当者に発信していた「世界一のバイヤーになってみろ!!」のうち現在未公開作品のなかから選別したものです。当時は過激な内容だったので、批判をたくさん受けることになりました。

内容
■交渉能力の高い無能に捧げるバラッド
■バイヤー、ダントツ化作戦
■美しい購買から、萌える購買へ
■ぼくたちの好きな購買
■バイヤーの半分は気合でできている
■強いはずの調達
■堀の中の懲りない調達
■見積書を捨てよ、街へ出よう
■バカにつけるクスリ
■総論賛成、個別論反対の彼方へ
あとがき

ファイル形式:PDF 内容/サイズ:54ページ(A4)

<書き出し>より

==========================================
「自分のために交渉しているんです!!」

そのバイヤーは驚いた。

そのとき、バイヤーは、「調達部員のための折衝技術習得講座」なる研修を受けていた。いや、受けさせられていた。全員強制参加だったのだ。研修というものが役に立つときは、その研修に (1)想像もつかぬ内容が盛り込まれていること、(2)業界のトップの人材が講師をつとめていること、
(3)参加者のレベルが高い、のうち二つが盛り込まれている必要がある。

その条件には合致していない研修でのことだ。

まずは最初に参加者(全員バイヤーだ)が自己紹介をしましょう、ということになっていた。すると、参加者の一人が、自己紹介の制限30 秒をはるかに破りこう言うのだった。

「私は小さい頃から交渉ごとが大好きで。この仕事に就いたのも幸運だなと思っております。交渉ごとが難しければ難しいほど燃えるんです」と。

加えて、こうも言った。

「つまり、私は自分自身のために交渉しているんです」

それを隣で聞いていたそのバイヤーは、驚き、呆れた。
いや、哀れにすら思っていた。
他のみんなが全員、「そりゃ素晴らしい」と感心している傍らで、そのバイヤーは、こう思った。

「交渉が大好きだなんて、なんて古臭い、そして時代錯誤な、最悪のバイヤーだろう」と。

「まずは、この研修に行かないでよいように交渉をしてみろ」とも。

・・・・

そのバイヤーは私だった。
交渉ごとに燃える、とは現代風に書くのであれば「萌える」が正しいのかもしれない。

いや、そういうことはどうでもよかった。

バイヤーに交渉力なんてものが必要なのか、と常々考えている。
それを、「あつかましさ力」とか「ずうずうしさ力」と言い換えるなら賛成しても良い。しかし、単にゴネるだけのことを指して「力」などということに常に違和感を持ってきた。

いや、これは単純に言葉の遊びではない。
なぜ、そもそもバイヤーに交渉力などというものが必要なのか、そしてなぜバイヤーに求められるスキルのトップに「交渉力」が、もっとどうしようもない「英語力」などとともにリストアップされ続けているのだろうか。

私は以前、誰かが「バイヤーにとって重要なのは、交渉力だ」と言っていたとき、面白い冗談だ、と思って笑ってしまった。しかし、どうやらそれは冗談ではなさそうだった。

そもそも交渉を必要とする場面を作り出したこと自体が能力の劣っている証拠ではないのか、という指摘すらも聞いてもらえない。

・・・・

真実を知れば誰だって自信家になれる。

交渉力なんてなくても、真実を知っていれば、それを正々堂々説くだけだ。
相手に自分の真実を語り、納得させるだけの構築力があれば、何も必要ない。
考えてもみよ(と言って考えてくれる人は少数で、多くは文章の続きを読んでくれるだけだろうが)。
最初にRFQ(見積り依頼)を行う。
そして、その条件を呑むサプライヤーが見積り書を提示してくる。
その後、バイヤーはサプライヤーの中から厳格に選別し、発注先を決める。
発注する。
製品が納品される。
このどこに交渉の必要な場面があるだろうか。
おそらく、交渉が必要になってくるときとは、よほど予想外のことが発生していない限りは、「要件の曖昧さが放置されっぱなしだった」か「最初っから相手に無理な依頼しかできていない」のどちらかだろう。
交渉力なんて必要どころか、いかに交渉ごとを減らしてゆくかを真剣に考えていくべきなのだ。逆ではない。

・・・・

もちろん、ときには小学校レベルの日本語を解さない営業マンから意味不明な要求をつきつけらることもある。
しかし、それを蹴散らすのは、交渉力ではなく、説明力である。毅然とした態度である。
ものごとの道筋を示してやる力、それは無理に納得させるのではない。
真実は常に人に優しい、からだ。
私は交渉ごとが大嫌いだった。だから逆説的に、いかに交渉ごとを減らすかばかりを考えてきた。好きな能力を伸ばすよりも、嫌いなことをいかに減らすかに注力した方が、ずっとずっと成果が上がることがある。

交渉が嫌いな人が購買部に集い、その中で「交渉をせずともスムーズな取引を実現できる」仕組みを考えたほうがずっといい。
これは夢想家のボヤきだろうか。それとも、狂人のタワゴトだろうか。
笑うなら笑え、と思う。
おそらくそういう人たちは、一部の先端業界では、バイヤーと営業マンが対面する回数は年間たったの2 回である、という事実を知らないのだろう。

「バイヤーは交渉をやめろ!!」
==========================================
  • 数量:

新着情報RSS

2013年04月15日
NEW!「サプライヤ評価表」(エクセルファイル)が発売になりました!
何よりも必要なのは、サプライヤを公平・公正に評価すること!
バイヤーとしてあたりまえのことをあたりまえに出来ず、困っていませんか。

既に持っているけど自分のものと比較してみたい方、エクセルファイルとし
てもっていなかった方、すぐに使えるのでオススメです。

このエクセルファイルは

1.サプライヤ評価表
2.サプライヤ納入品質評価表
3.サプライヤ各種経営評価表

の三つのシートになっています。
ファイル形式:エクセル(xls/xlxs)
2013年04月12日
NEW! 坂口孝則の電子書籍が発売になりました!
著者本人が当時の自分に嫉妬してしまうほど熱い文章で、あなたに伝えるメッセージ。

「過激な調達はいつも正しい1 ~調達・購買担当者を変えるささやかではない方法~」は、坂口孝則の人気メールマガジン「世界一のバイヤーになってみろ」より、2007年の1月から2007年8月までのものを、加筆修正致しました。

いまは、ここでしか手に入りません。

「過激な調達はいつも正しい1 ~調達・購買担当者を変えるささやかではない方法~」
2012年06月05日
購買ネットワーク会が主催する「購買・調達講座 私塾」のなかの人気講座の資料が音声解説と共に発売
購買ネットワーク会が主催する「購買・調達講座 私塾」のなかの人気講座の資料が音声解説と共に発売。バイヤーに必要な12個のスキルを実践的なケーススタディーとともに解説する12回連続講座の初回。

関連部署とコラボレートして結果を出す。購買・調達部署のプレゼンスをあげて会社に貢献する。このような幻想を捨てさせる第一回目。会社が購買部門に求めることは企業戦略によって異なる。その企業戦略に合わせて購買プロセス、ルール、役割、バイヤー教育を作らなければいけない。

本講義は「どんな優秀なバイヤーもソーシング活動が求められていない会社にいくと凡人化してしまう」ことを問う講義。バイヤースキルを発揮する前の土台とも言うべき購買・調達部のポジションつくりの内容となっている。

受講された方は復習用に、受講の機会が無かった方はスキルアップの教材として是非ともお試しください。
2012年03月09日
坂口孝則講演「モチベーションゼロの仕事術」発売!
書籍「モチベーションで仕事はできない」の著者である坂口孝則が、モチベーションとやる気によらない仕事術を公開!

――本で書けなかったこと、モチベーションによらない仕事のほんとうのメリットとは

「モチベーションで仕事はできない」の連動講演を音源化。
2012年02月25日
坂口孝則講演「なぜあの商品が売れるのか」~お客様に考えさせない販売戦略
某IT企業の新春セミナーで、22人の講師のうち参加者アンケートで満足度1位となった伝説の講演を音源化
2012年01月29日
「決定版! 新人バイヤーが最初にやるべき10のポイント」発売開始!
「決定版! 新人バイヤーが最初にやるべき10のポイント」発売開始!
2012年01月28日
「ほんとうの調達・購買・資材理論」クレジットカード決済可能に
「ほんとうの調達・購買・資材理論」がPaypalではなく、クレジットカードでご購読可能になりました!
2011年01月28日
サイトオープンいたしました!
「未来調達研究所」サイトをオープンしました。

フリーコンテンツ一覧

検索条件

商品カテゴリから選ぶ
商品名を入力